2022/10/21 15:55
元バーテンダーのショップオーナーです😄
最近、”究極の”って頭に付く名前の実用書が多い気がしませんか?
僕も商品をおすすめするときつい、書きたくなってしまう書き方です。
正直、中には、え?どこが究極?って思ってしまうのもありますが…ですが、この本は本当に究極感がありました!
日々仕事に励む忙しいみなさんに、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です👍
【5人の名医が脳神経を徹底的に研究してわかった 究極の疲れない脳】(作者:内野勝行 櫻澤博文 田中奏多 田中伸明 來村昌紀)
究極っていう言葉って、ちょっと堅苦しさを感じませんか?なのでこの本も、タイトルからして内容が厚くて難しそうだな、と思いますよね。
ところがこの本は、とても読みやすいんです。究極というイメージからかけ離れたイラストがたくさん差し込まれていて、字体も丸っこいです。また、各テーマにつき2〜3ページで内容がまとまっています。ちなみにフォントサイズも大きめで読みやすい。
本の内容には関係ないのかもしれませんが、活字離れが進む現代では、読んでもらえる要素にはこういうポイントも重要なのかもしれません😁
タイトルと作者からもわかるように、5名の医師が共同で書いています。5名の医師がそれぞれの項目・話題を書いています。珍しいなあ。
内容としては、脳に関する小ネタのようなものから、脳の休め方・脳にいい睡眠の取り方、脳にいい食事、老化や認知症の予防が書かれています。
正直似たテーマの本はたくさんありますが、先述の通りこれは各テーマが要約してまとまっているので、入ってきやすいです。
僕が気に入ったのは、あきらめずに全力で負ける、というお話です。
ちょっと原文を引用します。
”何かにトライしていてそれがうまくいかない。でも逆にあきらめきれずずっと向かい合って負け続けている。そういうときには全力で負ける経験をしたほうがいいと思います。 〜略〜 お酒も酔い潰れてはじめて自分がどのくらい飲めるかがわかるでしょう。”
お酒の例え、好きです😂
ダラダラ引きずるな、ダメでも全力でやれ、ということだと思うんですが、その方が脳にいいんですね👀
結局、諦めが肝心、リセットして次のことを考えた方が、心身ともに健全なのかもしれません。
他にも、面白い話がたくさんありました!
脳には冒険させろとか、脳は使っている方が疲れないとか。
現代人には耳が痛い内容もあるかもしれないですが、もちろん脳にいいことなので、取り入れたいですね!
毎晩数項目ずつ、読み続けるのもいいと思います♪
100万に1つの夜が最もケアしたい”働きすぎてしまう世代”・”人生の転換期世代”にまさに読んでもらいたい一冊です😄
*働きすぎてしまう世代… 仕事に燃えているものの、漠然とした将来への不安を抱える人。
*人生の転換期世代… 家庭を持って子供ができて、公私のバランスに悩む人、生きがいややり甲斐を再認識したい人。