2022/09/27 16:48
【さくらとけやき】
国産の木のこっぷを紹介します!
白鷺木工の製作する【江沼カップ さくら・けやき】。
シンプルでかわいらしいフォルムながら、底が厚く安定感があり、片手でも収まりよく持ちやすい仕様です。
使われている木はそれぞれ桜と欅。
どちらも日本を代表する木で、もちろん素材は国産天然木です。
桜の木は独特のツヤときめ細かく美しい木肌で、丈夫です。
経年と共に赤味を帯びていき、魅力が増していきます。
欅の木は水に強く頑丈で、木目がくっきりしているのが特徴です。
泡状模様の"泡杢(あわもく)”、丸い模様の"玉杢(たまもく”)、牡丹の花のような模様の"牡丹杢(ぼたんもく)”など綺麗な模様が現れます。
名前にある"江沼"とは、三世代に渡り丸物木地製品をつくり続けているメーカー白鷺木工が、
地元石川県の山中温泉の旧地名から名付けた思い入れの逸品だそうです。
白鷺加工さんは廃資材低減の取り組みにも注力されていて、国産の桜と欅の木から一つ一つずつを丁寧に作り上げています。
近年日本の林業で課題になる森林サイクルの健全化に加え、日本全土で懸念される職人事業の伝承にも注力されているようです。
高品質な製品自体はもちろん、自然への愛情を持って制作をする伝統技・職人技自体がより世間に広く認知されて欲しいものです!
木製の食器も今や選びきれないほど出回っていますが、輸入品は要注意です!
以前別の記事(注)でも書きましたが、他国では儲けのために資源管理や保護を後回しにすることもまだまだあると思います。
計画性のない採集は未来の環境を破壊しているようなものですので、、、
実際その作り手がどのように取り組んでいるかは、しっかりと理解しておくべきですね。
確かに、安さ重視なら他にもたくさんあるのでしょうが、、、品質を重視売れば、環境が変わります。
国産木のこっぷを選べば、まずは自分の心が満たされ、実はその行為は日本を元気づけることになり、さらに環境負荷低減に貢献することにまでなります。
ぜひご参考ください!
*注:関連記事